不動産を売買契約をする前に重要事項説明をします。これは宅地建物取引業法という法律で重説をしなくてはいけないと定められています。不動産屋はこの重要事項説明書を作成することが大変重要な仕事で、作成する前に物件のことを調べる為に物件が所在している役所等に伺います。役所に行くと当たり前ですが、関係部署にいる役人と色々話をすることになります。
少し大げさに言うと、行政とやり取りをすることになる訳ですので、こちら(不動産屋)としてもある程度の知識が求められます。それは不動産についてはもちろんですが、不動産以外のことでも様々な法律、条令、指導要綱、方針、申請等々も場合によっては重要になります。このように考えると不動産屋の営業も宅建士の資格だけではなく、行政書士の資格も持っているともっと強気に理論的に行政と交渉ができるのかもしれません。
今まで数えきれないほどの不動産屋の営業の方々と名刺交換をさせて頂きましたが、過去に1人だけ、宅建士と行政書士の両方の資格を名刺に載せている方がいました。もしかしたらこれからはこのような不動産屋の営業の方が増えるのかもしれません。
にほんブログ村