管理業務主任者試験と宅建試験との一番大きな違いは、受験者の違いだと思います。宅建は他の関連資格を特に持っていない初めて受ける法律系の資格として受験される方が大半だと思います。ですので、法律を一から勉強する必要がある方が非常に多いと思います。
それに比べて、管理業務主任者試験は宅建と比べるとかなりマイナーな資格です。マンション管理会社に勤めている方やこれからマンション管理会社へ就職をしようとしている方が受験されることが多いと思います。ですので既に宅建の資格を持っている方や、マンション管理士の資格を持っている方(5問免除制度がある為)が受験されることが多いと思います。そうなると法律を既に勉強している方々の中での戦いになるわけですので、合格率が常に20%ぐらいの管業試験と合格率が15%ぐらいの宅建試験の難易度は単純に比較はできないと思いますが、受験者のレベルはおそらく宅建試験よりも管業試験の方が高いと思います。記念受験者の割合は圧倒的に宅建試験の方が多いと思いますので、実質の試験合格の難易度はもしかしたら管理業務主任者試験の方が高いかもしれません。