お風呂の10㎝

落札した競売物件のリノベーションを部分ごとに見てみたいと思います。まずお風呂ですが、こちらは以前の占有者の方が一度交換しているようでした。この物件の新築当時には無かったユニットバスになっています。しかしこれは再利用できないので最新のシステムバスへ交換が必要です。写真10

このユニットバスは浴槽の縦のサイズが1100mmタイプのものです。一般的なマンションや公団などの古いお風呂をユニットバスへリフォームするとこのサイズものに交換することが多いです。今回のリノベーションでは当初同じように1100サイズのシステムユニットバスを入れる予定でしたが、うまくすれば戸建て用の1200サイズのシステムユニットバスが入るかもしれないということでした。昔のユニットバスと比べると現在のユニットバスは壁とユニットバスの隙間(クリアランス)が1ミリでもあれば入れることができるようになっています。ですので1100サイズが入っている場所でもクリアランスに余裕があれば1200サイズを導入することができる可能性が高くなります。このたった10㎝ですが、浴槽が広くなるのはかなり良いと思います。

マンションタイプの1100サイズのユニットバスは同じような仕様の戸建て用の1200サイズのユニットバスと比べると定価が高くなっています。マンションタイプのものは狭い所に入れる為、戸建てタイプと比べると構成部品が細かくなっていて部品点数が多いそうです、そのため定価が戸建てより高く設定されているらしいです。ですのでマンションや団地のお風呂リフォームでもし戸建て用のユニットバスを入れることができれば、通常のマンション用のものより10㎝浴槽が広くて価格は安くすることができます。

次回は洗面化粧台について考えてみます。

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